★単行本「ゆるキャン△」の道具解説で登場したキャンプ道具★
こんにちは!HALCAMPのHALです。
やっと6巻を手に入れる事が出来ました!なんかほんわかしますね。やっぱり良いです、ゆるキャン△。
さて、今回は単行本2巻「ゆるキャン△」キャンプ道具の解説で登場したキャンプ道具をピックアップしていこうと思います。
~目次~
1,2巻34ページ ウッドキャンドル
2,2巻109ページ 吊り下げ式とスリーブ式
3,2巻122ページ 成型炭、チクワ炭
4,2巻166ページ シーズニング
~アニメ、単行本を見よう!~
・「ゆるキャン△」を見逃した方はコチラ
・「ゆるキャン△」1巻 まずは立ち読み!
・「ゆるキャン△」公式サイトはこちら!
△「ゆるキャン△」の説明などで登場したキャンプ道具
1, 2巻34ページ ウッドキャンドル
丸太にチェーンソーで切れ目を入れて、その中に焚付を入れて燃やす焚火です。野クルメンバーは針金で薪を巻いてましたね。ちょっと面白いやり方として、100均で網を4つとクリップを複数用意して囲いを作ってください。その中に薪を投入して燃やすとウッドキャンドル風に使うことが出来ます。
ウッドキャンドルに関して過去に記事にしていますので、是非チェックしてください。
2, 2巻109ページ 吊り下げ式とスリーブ式
テントを立てる際の方式です。色々なサイトを参考にさせて頂きまとめてみたいと思います。
・吊り下げ式
リンちゃんが使っていたモンベル ムーンライトテント 3型は吊り下げ式になります。ポールを組み上げてインナーテントを引っ掛ける。その上にフライシートをかけてペグ打ちして設営完了です。
メリットとしては、フライシートだけでテントを立て、囲んだタープみたいな感じで使用が出来る事、雨が降っていた場合、インナーテントから後片付けが出来る事、なによりもインナーテントとフライシートの間の空間が空くので通気性が高い事が上げられます。デメリットは引っ掛けるタイプという事は引っ掛ける所が壊れてしまうと内部空間が必然的に狭くなりますので、応急処置が出来るようにパーツを持っておく事をオススメします。
▽吊り下げ式テントでオススメはこちら。
【商品スペック】
●キャノピー:70デニール・ナイロン・リップストップ[通気撥水加工、難燃加工]
●フロア:70デニール・ナイロン・タフタ[耐水圧2,000mmウレタン・コーティング、難燃加工]
●フライシート:75デニール・ポリエステル・タフタ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工]
●ポール:7001超々ジュラルミン[アルマイト酸化皮膜加工、難燃加工]
●本体重量 3.6kg(3.8kg) ※( )内は総重量です。
●特長 月明かりの下でも設営が容易/A型形状のフレームで、居住性に優れる
●構成 テント本体1、フライシート1、フレーム1本、ペグ10本
▽オススメのポイント
何よりも設営が楽。そして前室が使いやすいのがポイントです。上記にも記載しましたが、フライシートだけ自立させる事が出来るので、インナーを濡らさないで片つけ出来るのが良い所です。そして生地に火が当たっても自己消火し燃え広がらないよう難燃加工を施しているので安全性も確保しています。
・スリーブ式
テント自体にポールを通す空間がありますので、そこにポールを通して設営するタイプです。野クルが使っているテントがそれになります。大型のテントなんかは、スリーブ式のテントを設営した後、中のインナーテントが吊り下げ式なんてのも見かけます。今回はソロキャンプ用のテントをメインとして考えていきますが、スリーブ式の場合はテントをポールに通す形になりますので内部空間は必然的にMAXになります。何よりもポールを通して立てるだけですので、簡単に設営出来る事とポールが本体から外れる心配がないのも大きなポイントです。
▽スリーブ式テントのオススメはこちら。
【商品スペック】
・ステラリッジ本体
【素材】本体:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[通気撥水加工、難燃加工]
フロア:30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング]
ポール:7001超々ジュラルミン[アルマイト酸化皮膜加工]
(ポール径)1・2型 φ8.5mm 3・4型 φ9.6mm
【重量】1.83kg(2.04kg) ※重量はフライシート(別売)を含む重量です。( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】グレー(GY)
【構成】テント本体1、本体ポール2本、φ2mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
【収納サイズ】本体:約φ16×約33cm ポールバッグ:約φ6×約44cm
・フライシート
【素材】30デニール・バリスティック®・ナイロン・リップストップ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング]
【重量】530g(540g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンライトイエロー(SUYL)、タイム(THYM)
【収納サイズ】約φ11×約23cm
▽オススメのポイント
一番使っている人が多いテントです。被る事が多いかも知れませんが、情報等が一番あるのが魅力です。フライシートの色が選べるのもポイントです。もっとコンパクトなサイズもありますが、ある程度余裕のある空間が合ったほうが過ごしやすいものです。そして前室があるのでちょっとした物も置けます。はじめてのテントと考えると十分な機能と性能を誇っているので、長く使えること間違いありません。
・結果的にどちらが良いの?
登山をする方にはスリーブテントがオススメだと多くの方が言っています。撤収と設営が簡単だからという理由です。キャンプをメインとする方と違って、目的地に向かっていく中での寝床を確保と考えれば必然的にそうなるでしょう。小さいテントでも居住空間をMAXに取りたい方、設営や撤収に時間をかけたくない方はスリーブ式、テントの中の通気性やタープ感覚で使ったり場所に余裕があるのならば吊り下げ式という所でしょうか。
3, 2巻122ページ 成型炭、チクワ炭
バーベキューをする際に必須な炭。リンちゃんが備長炭を使って火起こしに苦戦したシーンがありましたね。木炭にも様々な種類があり、「ゆるキャン△」リンちゃんの失敗。木炭の種類、火おこしを知ろう!で白炭と黒炭の違いを説明しておりますので参考にして頂ければと思います。
・成型炭(チクワ炭)
ホームセンターや100均で必ず見た事がある形が整った炭です。炭の元になっているのは、木を切る時に出るおが屑。それを固めて作った物が成型炭です。太さが均一で形が同じなのが特徴。この成型炭は扱いやすいのですが、製造元によって品質が大きく異なり爆ぜる事が多いものもあれば、備長炭に匹敵するようなものも存在しますので注意ください。ちなみにチクワ炭は真ん中に穴が空いているからそう呼んでいます。
▽成型炭はコチラ
・備長炭
備長炭は一般的に白炭というジャンルになります。一番有名な備長炭は和歌山県「紀州備長炭」です。主にウバメガシを原料としており、叩くと金属音みたいな音がするのが特徴。あとはアラカシが原料の四国「土佐備長炭」、九州「日向備長炭」なども有名です。こちらも作業工程はもちろん、職人技が光る炭ですので、少々お値段はお高めです。備長炭は火付が悪く、初めて使うにはかなり難易度が高い炭になります。そして火が付いた後も通気性をキチンとしなければ消えてしまいますのでご注意を。その代り扱いに慣れれば火力も安定して爆ぜない、煙も少ない、長時間燃焼と良い事が多いです。
▽オススメの紀州備長炭はコチラ
▽オススメのポイント
本気の備長炭は高すぎます。こちらの備長炭はバラですのでお値段が少し安価。とりあえず備長炭を試してみたい方にオススメです。
・木炭
一番スタンダードな木炭です。こちらもホームセンターで良く売っている炭です。この木炭は国内産と海外産の炭では品質が大きく変わってきます。
国内海外で大きく違う部分としては「揮発成分」です。一概には言えない部分もありますが、この揮発成分が高すぎると爆ぜる可能性、そして燃料時間が早くなります。一般的な炭と比較すると、国産炭5%前後、マングローブ炭40%以上と大きな差が出てきます。
ですので、海外産の炭は「安くても燃焼時間が短時間」ですので、当たり前ですが燃やす量が増えます。と言う事はコスパは良くないですよね。国内産の炭(もちろん粗悪品は除く)はその逆と言えます。そして何よりも気遣いたい部分としては「匂い」です。食材を直火で調理するのがバーベキューですので、煙の匂いが食材に付着します。海外産のマングローブ木炭は刺激臭や嫌な匂いがする事が多いので確実に食材にその匂いが付着します。しかし国内産の木炭だと、そこまで気になるような匂いが発生しませんし、むしろ炭の匂いが食材の美味しさを増す事に繋がります。ですので、燃えれば良い考えから「良い炭で食材を活かす」にする事でバーベキューの食材がより一層美味しくなります。
▽オススメの木炭はコチラ
▽オススメのポイント
コスパ、品質がピカイチなのがこの「釧路産 鶴居木炭」。炉端焼きで使われている炭のバラですので、確実に良い木炭です。海外産の炭と鶴居木炭を一緒に持っていって比較してみてください。確実に体感出来ます。
5, 2巻166ページ シーズニング
こちらは以前、「ゆるキャン△」で登場したダッチオーブンのシーズニング方法を紹介!という記事を投稿しましたので、是非参考にしてみてください。
最近、私が推している「アウトドア野外鉄板 WOOPs Iron SOLO」も同じ要領でシーズニングをすればOKです。ダッチオーブンや鉄板もそうですが、育てるという部分は男心をくすぐります。そして育てていく過程で作る料理がますます美味しくなると考えると楽しくなっていきますよね。アウトドア鉄板はまだ数回しか使っていませんが、今年の夏はジーンズを育てる感覚で使う頻度を高くして育てていきたく思います。
△今回のまとめ▽
今回は単行本「ゆるキャン△」の道具解説で登場したキャンプ道具を紹介しました。まだ札幌ではキャンプシーズンとは言えません。今年の冬場は記事を投稿する事に没頭し、色々なキャンプ用品を調べてました。その中での気づきとしては、木炭でバーベキューをするよりはガスで調理した方が楽なんじゃないか?です。もちろん炭の良さも分かっていますが、キャンプで一番ラクに済ませたいのは後片付けです。そして一番面倒なのが炭の処理です。これをガスにしてしまえば片つけが楽と思っています。今年のキャンプは炭からガスへ心変わりしてしまいそうです。
最後まで読んで頂き有難うございました。
HAL