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「ゆるキャン△」リンちゃんの失敗。木炭の種類、火おこしを知ろう!

△リンちゃんの失敗した火おこしを知ろう△

こんにちは!HALCAMPのHALです。

今回は第七話「湖畔の夜とキャンプの人々」でリンちゃんが備長炭を使った火熾しをしましたが、上手くいきませんでしたね。バーベーキューの木炭にも種類が色々あって、食材に与える影響は大きいです。今回の備長炭というチョイスは正解だったのか?今回は木炭を紹介していきます。

 


~目次~

△木炭の種類、炭熾しのやり方を紹介

 ▽まず木炭の種類を知っておこう。

黒炭、白炭どちらを使う?

 ▽備長炭選ぶ理由は?

△今回のまとめ▽


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▽まず木炭の種類を知っておこう。

そもそも木炭は大きく分けて2種類。「黒炭」と「白炭」に分かれます。リンちゃんが失敗した備長炭はどちらの炭かと言うと、白炭になります。え?アニメでは黒かった…そうなんです。炭が白いから白炭という訳ではなく、白炭は作る仮定で消粉と呼ばれる砂で一気に鎮火させます。その消粉で白くなる見た目から白炭と呼ばれてます。

正直、バーベーキューで使う炭は木炭で十分です。ですがリンちゃんはなんで備長炭を使ったのでしょうか?ここをちょっと紐解いていきたいと思います。

紀州 備長炭(和歌山) 15kg

 

▽黒炭、白炭どちらを使う?

バーベキューで使う炭は黒炭で十分です。備長炭は料亭などの飲食店で使われる事が多く、理由としては煙やニオイが少ない、燃焼時間が長いからと言われています。煙が少ないとどうなのか?食材に炭のニオイが移りにくいので、食材の味を損ねる事が少ないのです。

では黒炭に話を戻しますが、黒炭にも様々な種類があり、そして国産と海外産があります。この中でも特に選びたくない黒炭は海外で作られているマングローブの木を使ったものです。着火した後の煙に特有のニオイがして、そして爆ぜる(爆発する)事が多いからです。ですので、バーベキューでこの炭を使うと煙を通して特有のニオイが食材に移って味を損ねる可能性があるでオススメはしたくありません。

国産炭も一概には言えませんが、私の知っている国産炭の中で北海道で有名な木炭2種類は備長炭までいかなくても、良質な炭だと思います。その炭は「釧路鶴居木炭」「苫小牧白老の炭」の2種類です。どちらとも備長炭に負けないくらいの品質を持っています。特に鶴居木炭は炉端店で使われるくらいの物ですので品質は確かです。手の出ない価格では全く無いので、バーベキューに一度使ってもらいたいと思います。折角の食材を煙の匂いまみれで味を損ねるのは本当にもったいですからね。

しらおい 木炭 3kg

しらおい木炭は「黒炭」ですが、徹底した製錬作業を行うため、白炭に負けない火力と火持ちが自慢です。海外木炭とはまるで違う、「無煙無臭、安心安全の最高品質」。優れた製錬作業で焼き上げるため、立ち消えなどせず、最後の一粒まで綺麗に燃え切ります。

北海道釧路産木炭:鶴居木炭(3kg)

釧路の職人の高い技術で作る北海道釧路産の木炭です。火付きも良く、立ち消えも少なく使いやすいので、
バーベキューやキャンプなどのアウトドアには最適の木炭です。丁寧に作業し作っているので、品質は備長炭にも負けない商品となっています。鶴居木炭は地元の釧路市内で多くの炉端店が長い間愛用している一品。

▽備長炭選ぶ理由は?

上記理由を知ってかどうかはわかりませんが、備長炭は食材の味を損ねないので美味しく食べれる!という事でリンちゃんは備長炭を選んだのではないでしょうか?

しかし備長炭は「煙が出にくい、ニオイが少ない」という反面、着火しにくいのが難点です。着火剤で火をつけるのではなく、バーナーなどで一気に着火してしまった方が手っ取り早いです。火が付いてしまえば大丈夫と思われがちですが、適度な空気が行き渡らないと消えてしまう可能性もありますのでその辺を注意してください。後は火が付いて安定すれば、木炭よりも燃焼時間は長いです。リンちゃんも燃焼時間が長いと言っていましたよね!長くゆっくり、そして煙が少なく、ニオイが少ないのが備長炭です。ただ黒炭よりは値段が少々お高いですが、食材の味を損ねないと考えれば白炭でバーベキューは最高の贅沢だと思います。一度使ってみては如何でしょうか?

紀州備長炭 化粧箱入5本入

ちなみに真の国産備長炭は空輸が認められていて「自然発火性物質」「自己発熱性物質発火」が無いと認定されています。言い換えれば、火をつけるのも難しい炭という事なんでしょうね。なので、着火剤くらいで簡単に火が付かないのが普通なんでしょう。




△今回のまとめ▽

今回は「リンちゃんの失敗。木炭の種類、火おこしを知ろう!」でした。他にも炭の火おこしの方法として専用道具があったり色々な着火手法があります。其の中でも一番簡単で楽なのでガスバーナーで着火です。バーナーとカセットボンベセットで2,000円くらいで購入出来ますし、使い回しがきく道具ですので購入しておいて損はありませんよ。

今回は黒炭と白炭と大きな括りで紹介しましたが、黒炭には豆炭、成形炭などもっと手軽に簡単に着火出来るものもあります。そこまでのこだわりを持たなければ、全然成形炭などでもバーベキューは楽しめます。ただ、機会がありましたら炭で味が変わるというのを実体験してもらいたいと思います。

最後まで読んで頂き有難う御座いました。

HAL